村営の共同露天風呂に、白色になる入浴剤を入れていたという事で、話題の中心となっている天下の秘湯。
すぐそばの上高地に宿泊していたがTVの報道に驚き、翌日すぐに調査に行ってみた。
お詫びの為か本日の入浴は無料。
もう入浴剤は入れていないとの事なので、確かに貼ってあるポスターのようには白くない。(しかし、やや青っぽくもあり、白っぽくもある。)
未だにポスターを貼ってある所が間抜けのような気もする。
管理を委託されている旅館組合が勝手にやった事のようだが、安曇村としても責任は免れる事はできない筈。立派な詐欺行為ではないのか。過去に利用した人々に一体どうやってお詫びするのか。また、白骨だけでなく、温泉全体に対するイメージダウンの責任はどうやって負うのか。まさかホームページの「お詫び」だけで済ませるつもりではないとは思うが、経過を見守りたい。
擁護するつもりはサラサラないが、正直言ってとても素晴らしい所。
もう、真夏なのに、この日の気温は21度。温泉の有難さを感じられる別天地だ。
問題の露天風呂も渓流沿いのとても素晴らしい所にあるし、上の写真のバス停の他、トイレ、観光案内所などの風情のある作りは他の温泉地の方も見習って欲しいと思うくらい。
たとえお湯が「乳白色」でなかったとしても、素晴らしい温泉地である事には間違いない。
あくまでも「共同露天風呂」に入浴剤を混ぜていたという事で、他の旅館全てが同じ事をしているという訳ではないらしい。素晴らしい温泉地へ行く機会を失わない為にも、焦ってキャンセルするのではなく、事実を確認してからにされる事をお勧めする。
調査日:2004.7.13 |
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