たてしな藍

赤松林の中に佇む、純和風旅館。
美味しい懐石料理と肌がツルツルになる上質のアルカリ性の温泉を堪能できる。
藍染めの体験も別料金にて可能。
40歳代以上の、静かな時間を求める方々にオススメ。



専用駐車場に車を停め、小さな門をくぐり、赤松林の中を約30メートルほど歩く。
よくある温泉旅館のにぎやかな出迎えはない。
建物に入ると、女将と「堀川」のお香の香りが出迎えてくれる。



「部屋」
清潔感のある部屋からは、濃い緑と赤松、白樺などが眺められる。

「風呂」
夜7時に男女入れ替えとなる。
内湯、露天風呂ともに、さほど大きな造りではないが、18室という部屋数からすれば、充分な大きさ。実際にすべての風呂を貸切状態で利用できた。

これといった眺めがある訳でもないが、何故か風情があり、小鳥のさえずりを聴きながらゆったりと流れる時間を楽しめる。
特筆すべきは、お湯の良さ。
旅館側としてはあまり意識していないのか、ph値なども表示していないが、かなりのハイレベル。
入浴後は肌がツルツルになる。




「貸切風呂」
別料金(2100円/45分) 到着後に予約する。
新館2階からさらに奥まで歩くので、足の悪い方は、ちょっと大変。
「檜」と「岩」の2つがある。
脱衣所が広く、休憩室付き貸切露天風呂といった感じで、ゆっくりできる。
景色も、単に木を植えているのではなく、水を流し工夫してある。
大きな石は寝湯ができるようになっている。



「食事」
食事処の個室。
とても手の込んだ懐石料理。
川海老の入っていた籠も、昆布でできているので食べることができる。
大嫌いな筈のセロリまで食べれてしまった。
天井からライトを当てているので、さらに美味しそうに見えるし、写真だって綺麗に撮れる。




「サービス」

1.夕食後、ラウンジにてワインかジュースのサービスがある。音楽に合わせて変化する庭のライティングを楽しめる。この日の音楽は「ジャズで聴くサザンオールスターズ」。


2. 夜食
冷蔵庫の中に用意してくれたのが、「蕎麦ののり巻」。
夜はお腹一杯だったので、朝風呂後にいただいた。
早起きの私には有難い。


3.朝食後のコーヒーとクッキー




「備品」
部屋に用意されているのは、お茶と紅茶だけ。コーヒーは冷蔵庫にもない。自動販売機も置いていない。
私のようなコーヒー依存症の方は、インスタント式ドリップコーヒーでも持って行った方が良い。


「苦言」

1. 追加のビールが遅い
夕食の際、追加のビールを持って来てくれるまでに時間がかかった。
次の料理と一緒に持って来てくれたが、こちらとしては山女の塩焼きを食べた後だったので、待っている時間がとても長く感じた。
料理が運ばれるペースもちょっと不満。個室になっているので仕方ないのかもしれないが・・・

2. 予備のトイレットペーパーのカバー
予備のトイレットペーパーにも素敵なカバーをつけてもらえたら、もっと良いかと思う。


「費用」
1名 26,000円+消費税+貸切風呂

「トータルの感想」
とても静かな時間を過ごせた。オススメできる。
ただ、貸切風呂を利用しなかったとしたら、料金と比較して、ちょっと物足りなさを感じたかもしれない。
せっかく行くなら早目にチェックインして貸切風呂を申し込んだ方がいい。

「宿泊日」
平成18年7月5日


こちらから予約しました。
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